上海で不妊治療ができる病院を探す
上海で不妊治療をすると決めたからには
治療できる病院を探さなければ話になりません。
上海には日本人向けの情報誌があり、
その情報誌を頼りに、
プレマタニティークラスに参加したり、
婦人科の日本人の先生にお話しを聞くなどして、
不妊治療を行う病院の情報を得ることにしました。
実は私は以前、
勉強不足なこともあり、
卵管造影検査(卵管が通っているか確認する検査)
も受けずに別の国で人工授精をした経験があります…
お察しの通り人工授精は失敗に終わっているので、
体外受精(IVF)が出来る病院を探しました。
※人工授精についての補足
人工授精は卵管が通っていることが前提の治療。
そして以下が体外受精(IVF)を行う病院です。
●TOWAKOクリニック
(日本の加藤レディースクリニックとの提携)
●仁济医院
(上海交通大学医学部付属病院)
●集愛病院
(复旦医院付属紅房子婦産科医院とアメリカの合資)
●上海第一婦幼保健医院
以前別の国で治療を受けた時に、
言葉によるストレスが一番大きいと感じていたので、
日本語が話せる先生がいること、
日本のクリニックとの提携病院という安心感から、
TOWAKOクリニックで治療をすることに決めました。
※wellbe(病院の予約代行、通訳派遣サービス)
に加入している場合、上記の病院で通訳をつけることも可能。
そして費用や治療方針を聞くため、
説明を受けに行くことにしました。
(受付スタッフにも日本語が話せる方がいます)
TOWAKOクリニックの不妊治療専門の病院は浦東にあります。
上海市の中心から電車で1時間半、
タクシーでは1時間ほどのところです。
この日は電車で向かうことにしました。
地下鉄6号線に病院の最寄り駅があり、
だんだんと校外のゆったりした景色が見えてきます。
最寄駅の航津路駅で降りて、
歩いて10分ほどのところに病院はあります。
建物はとてもきれいな外観です。
この建物の4階が受付です。
院内は清潔感があって、好感がもてます。
説明を聞きに来た日本人だと伝えると
日本語が話せるお姉さんが来て、
館内を軽く案内してくれました。
その後は会議室でおおまかな説明があり、
質問を受け付けてくれました。
彼女はとても感じが良く、日本語がとても上手で、
気軽に質問できて、助かりました。
その時に質問したのは以下の項目です。
Q TOWAKOでの体外受精(IVF)の成功率
(35歳前後の場合)
A 40~50%
Q 支払い方法
A 現金、支付宝、微信(wechat)、銀聯カード
(外国のクレジットカード不可)
後日、日本のクレジットカード使用できました!
Q 体外受精(IVF)の費用(検査、採卵、移植まで)
A 2.5~3万元(診察料込)
Q 一周期の通院回数
A 15日前後 ホルモンの数値で通院回数は変わる
(注射だけの場合は市内にあるクリニックでも可能)
Q 休み
A 年中無休
Q 夫の通院が必要な時
A 初診日、夫婦認証登録、採卵日、移植日
Q 体外受精をするための条件
A 卵管造影検査の結果が悪い場合
人工授精で2回以上結果が出なかった場合
男性不妊の場合
子宮内膜症による不妊の場合
※病院の方針として、卵管造影に問題がない場合は、
人工授精からのスタート。
他院での人工授精含めて2回結果が出ていない場合、
体外受精にステップアップになるという流れです。
TOWAKOでは治療前に以下の検査が必須です。
原本が手元になく写真が斜めですか…
以下が体外受精に必要な検査です。
健康診断結果(1年以内)があればそれで大丈夫。
余計な費用がかからなくて済みます。
そして、上の画像の検査項目以外に、
卵管造影検査も必須項目です。
これも検査経験がある場合は結果があるといいです。
卵管造影検査はTOWAKOの病院では受けられず、
TOWAKOから別の病院に送迎されて、
検査をうけることになるそうです。
卵管造影検査の件については
上海の婦人科で日本人の先生に聞いたところ、
上海での卵管造影検査は費用が高く(2000元~)
日本人にとっては環境がいいとは言えないので、
出来れば日本での検査をおすすめするとのことでした。
以上が病院選び、
またTOWAKOクリニックで妊活を始めるにあたって、
最初に調べて得た情報です。