上海でドキドキ不妊治療日記

中国上海、駐妻のリアルな不妊治療ダイアリー

中国での治療で思うこと

採卵を終えた後の先生とのお話で

移植は来周期になるので

今回の生理が終わって、

次の生理の時に予約を取ってください。

と言われました。

 

新鮮胚移植の場合は

採卵をして数日後なので

お休みできるのはいいのですが、

 

たった二カ月でも

治療を始めてしまえば、

移植が待ち遠しく感じるものです。

 

治療前に

移植の日はいつになるか

という質問をしていたので、

今周期でないことは了承していました。

 

この時に

どうして来周期になるか

という説明は特にありません。

(質問すれば、答えてくれると思います)

 

治療前にある程度調べていましたし、

私はどちらかというと

その道のプロが言うことに

従うタイプなので、

この方針に異論はありません。

 

しかし

帰宅後に、あれはどういうことなのか?

と疑問や不安が出るものなんですよね。

 

なぜ採卵周期でなく

次の周期になるのか

きちんと理由を知っておけば、

このまま前向きに治療ができると思うので

再度詳しく調べることにしました。

 

採卵の周期に移植をしない理由は

以下のことを確認し、納得しました。

 

①クロミフェンを服用した場合、

その周期は薬の影響により

子宮内膜が薄くなる傾向があるため、

着床率が下がる。

 

②新鮮胚での移植よりも

(採卵した周期に受精卵を移植する)

凍結胚での移植の方が妊娠率があがる。

凍結胚は、そこまで育つことのできた

生命力がある卵になるので、

おのずと新鮮胚よりも着床率が高くなる。

 

 ということです。

 

こうした疑問を不安要素にしないため

信頼できるツールで

(複数のクリニックのホームページや本)

日々調べまくって

一つ一つ解消しています。

 

ここまで中国上海での

(TOWAKOクリニックのみですが)

治療を受けてみて思うのは

 

日本での治療はここ数年特に

先生から詳しい説明があり

治療方法は患者の意見を一番に尊重し、

説明したので最後は自分で決めてください

というスタイル。

 

対して

中国ではプロに任せてください。

といった印象があるということです。

(言語の違いも一つの要因だと思いますが)

 

説明はその都度してもらい、

その場で納得したい。

自分のことは自分で決めたい。

という方には

 

中国での治療は

その都度説明のないことに

違和感を感じるでしょうし、

少し大変なものになると思います。

 

私は専門的なことをその場で説明されて

すぐに理解できるタイプでもなく、

次回までに決めてください。

と言われることには

プレッシャーを感じるタイプで。

 

医者(プロ)であるなら自信をもって

方針を決めてほしいと思う方なので、

 

私にとっては

質問があれば答える!

後は任せて!!

といった中国の方針は合っているかな

と思いました。

 

また、

私はWeChatで

TOWAKO病院のアカウントを

登録しているのですが、

 

定期的に病院や不妊についての情報が

発信されてくるので

これの活用も、安心材料になると思いました。

 

体力は使いますが、

直接意見したいのであればできます。

それを嫌がる国民性ではないと思います。

 

ある人には中国のやり方が合わないし、

ある人には日本のやり方が合わない。

 

もちろん

中国、日本に関係なく

 

病院の方針や

お医者さんの人柄によっての

違いもあると思います。

 

今、このブログを読んでいる人は

中国での治療を視野にいれて

情報を集めている方だと思います。

 

不妊治療を始める前も

治療をしている間も

何かしらの情報があることは

大きな安心材料になります。

 

だから、

少しでも不安を和らげられるように

ここで何かしらのヒントを得てもらえれば

いいなと思っています。

 

治療を始める前も現在進行の今も、

私は日々不安です。

 

ただ、

もやもやしててもしょうがない!

 

前向きに頑張って、

赤ちゃんと出会える日が来るのを楽しみに。

中国で治療するというレアな経験を

楽しみながら治療に励もうと思っています。