上海でドキドキ不妊治療日記

中国上海、駐妻のリアルな不妊治療ダイアリー

D3 治療が始まる日

生理三日目。

本格的な治療開始の日です。

 

診察券を出し、待合室で待機。

今日もたくさんの人がいました。

 

するとすぐに名前を呼ばれた??

名前を間違われ、少し不安を覚える…

確認、そして強めに訂正。

 

受付けから10分。

子宮エコー検査に呼ばれました。

エコー検査は検査する人が何人か呼ばれ、

検査室の前に呼ばれた患者が並ぶといったシステムです。

 名前を呼ばれると我先にといっせいに並び出す、

というシステムでかなりびっくしりしました。

 

初診検査の時の女性でなく、

担当の先生が検査をしれくれることに

とても安心しました。

 

下着を脱ぐように促されることはなく、

その場の雰囲気で下着を脱ぎ、検査台へ。

 

日本では、いちいち促されますが、

ここでは言われなくても自主的に行動してなんぼだし、

いちいち確認しなくて済むのは

無駄がなくていいなと思いました。

 

生理3日目の時点の子宮の測定と、

卵胞が何個あるかを調べるようでした。

 

卵胞は大きいもので、5.8㎜。

右の卵胞の数が多いようで

検査中に先生が、

れんこんさんみたいですね。

と言い、診察に来てから

初めて和むことができました。

 

エコー検査を終えると、

すぐに血液検査に呼ばれました。

今日もここから2時間か…。

念のため、受付に聞きに行くと、

やはり2時間だと言われました。

 

混雑していたからか、

2時間半後に診察室に呼ばれました。

 

まず検査結果を写メするよう促され、

今回から排卵に向けて、

薬の服用と次回の診察までに

2回注射を打ってください。

と言われました。

 

f:id:baobaoroku:20190511215858j:plain

下の図は子宮の大きさと卵胞の数です。

飲み薬はクロミフェン、注射はHMG注射です。

 

※クロミフェン

排卵誘発剤。卵胞から出ている卵胞ホルモンの働きを抑え、

卵胞刺激ホルモン(FSH)の量を増やし、排卵を促す働きがある

 

f:id:baobaoroku:20190511222248j:plain

クロミフェン錠

※HMG注射

排卵誘発剤。卵胞刺激ホルモンのこと

 

f:id:baobaoroku:20190511222333j:plain

HMG注射液

次回の診察は生理から10日後とのことでした。

 

診察はあっという間に終わります。

先生がとても忙しそうで、

質問を躊躇ってしまいます。

ただ、聞いたことには答えてくれます。

(言語の問題で、噛み合わない時もありますが…)

 

事前に聞きたいことはメモをして伝えると、

とてもスムーズだと感じました。

 

質問の際、私はこれまで気になっていた

wechatでのやりとりについて質問しました。

 

診察以外や就業時間外に

連絡をとるのは気が引けますよね。

 

wechatでの連絡はいつしても大丈夫ですか?

お休みの時に連絡してしまうと、迷惑だと思うので。

 

と伝えると、

 

お休みはありませんから、

いつ連絡してもらっても大丈夫ですよ。

返事があった後の「ありがとうございます。」

は言わなくていいです。

携帯が鳴れば、見なくてはいけなくなりますからね。

 

と答えてくれて、だいぶ気持ちが楽になりました。

 

基本的に細かい説明はないので、

日本の治療を経験された方は

不安を感じることもあると思います。

 

質問すれば、基本的に答えてくれますし、

ネットである程度調べることもできるので

その点は問題ないと思います。

 

私は提携病院である

加藤レディースクリニックのサイトと

本を参考にしていました。

 

加藤レディスクリニック:不妊治療/体外受精

 

今日から本格的な治療が始まったので、

実際の費用を記載します。

 

今日の費用(中国元での表記)

生理3日目の血液検査 580元

子宮エコー検査    100元

再診料        200元

クロミフェン(10粒) 28.7元

HMG注射(4瓶)             108.4元

        合計1017.1元